足摺岬
公開日：2023.07.28
四国最南端「足摺岬」を散策
四国最南端の足摺岬にやってきました！足摺岬は高知市内から車で約3時間。市内からダイレクトで行くとかなり遠いです・・・。わたしたちは前日に四万十市へ宿泊をしていたので足摺岬へは1時間ほどで来ることができました。高知県はとにかく広いです！滞在日数によって行動できる範囲が変わるので計画的に！
今回はここ足摺岬展望台最寄りの駐車場から歩いて散策できるスポットをいくつか紹介していきたいと思います。
中浜万次郎像
まずは中浜万次郎（ジョン万次郎）像がお出迎え。近代日本初の国際人で、日本の開国に向けて重要な役割を果たした人物です。中浜万次郎についてはジョン万次郎資料館記念館のレポートで詳しくお伝えします。
高知県にはこのように偉人の銅像が16もあり、そのほとんどが高知市に集中しています。この銅像を目当てに各スポットを周るのも面白いですね！
足摺岬展望台
駐車場から展望台は徒歩3分。このようなレンガ造りの展望所が見えてきます。この階段を登ると・・・。
眺望抜群の展望台に到着。広い太平洋が一望できます。奥に見えるのが足摺岬灯台。足摺岬のイメージでよく使われるのがこのアングルから写る灯台です。一度は見たことありますよね？この日の天気は曇りでしたが、晴れの日には、青い空と遠くまで続く太平洋がとても美しい映えスポットとなります。
こちらの写真は先ほどと反対側を撮ったもの。岸壁の上部にある休憩所は天狗の鼻という場所で展望台から歩いて7分ほどです。断崖絶壁のスリリングな風景を是非味わってください。
展望台から灯台を目指し歩いていると何やら怪しげな祠（ほこら）を発見。
地獄穴
なんとも恐ろしい名前（笑）ここに賽銭を入れると地獄まで響くとの言い伝えがあり、この名前がついたそうです。もちろん試してみました！
動画紹介
「チリン、チリン・・・」と石にぶつかりながら落ちていきました。先ほどの案内板には約1分間音が続いたとのことですが、私たちの時は3秒くらいでしょうか？あっという間に聞こえなくなってしまいました（笑）
そして、この穴は近くの金剛福寺の本堂のすぐ下まで通じていると言われていますが、真相はいかに？
是非皆さん試してみてくださいね！
足摺岬灯台
足摺岬のシンボルである足摺岬灯台は、日本の灯台50選のひとつです。大正3年に点灯され、沖を行き交う船の安全を守っています。高さ18m。光度46万カンデラ。光達距離38km。日本でも最大級の灯台のひとつです。
亀呼場
足摺岬灯台から歩いてすぐの場所にある亀呼場。むかし弘法大師がこの場所から亀を呼び、眼下の不動岩に渡って身体安全や、海上安全の祈祷をされたという伝説が残っています。
ここからの眺めも最高でした！ぜひ弘法大師気分で亀を呼んでみてください。
白山洞門
次のお目当ては白山洞門です。白山洞門を下から見る場合は、このように急な階段を降りていきます。
道中の神社に手を合わせて。
到着です！花崗岩洞門では日本一の規模と言われる洞門。その大きさは高さ16ｍ、幅17ｍ、奥行き15ｍと巨大！昭和28年に高知県の天然記念物にも指定された白山洞門。波の力によって浸食され現在の形となりました。
そしてこの大きな洞門。何かに似ていると思いませんか？そう、ハート形です！そのことから恋愛成就のスポットとしても近年人気を増しています。
万次郎足湯
その白山洞門を展望できる足湯として平成21年にオープンしたのがこちら。万次郎足湯です。残念ながら、私たちが訪れた日は定休日（水曜日）でした。先ほどは下から白山洞門を見ましたが、上から眺める場合はここの足湯が便利！ 営業時間は朝8時から19時まで。料金も無料なので是非行ってみてください！
また、万次郎足湯は先ほどの足摺岬展望台の駐車場からは500ｍほど離れているので、散策を終えた後にお車で移動するのもいいかも知れません。
金剛福寺
四国霊場88か所巡りの第38番札所である金剛福寺。高知県の中でも札所間の距離が一番長い場所です（第37番札所 岩本寺から約90km、第39番札所 延光寺から約60km）
ここ金剛福寺は、弘法大師が823年に創建と伝えられています。境内は120,000㎡を誇る大道場で、広く美しい庭園も見どころのひとつです。
もちろん御朱印もあります。四国最南端の札所なので、集めている方、ご興味がある方は是非お見逃しなく！
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