観光スポットやアクティビティ、おみやげやグルメなどの沖縄の魅力から那覇市国際通り商店街・公設市場をご紹介します。

那覇市国際通り商店街・公設市場

公開日:2018.6.1

那覇市国際通り

国際通りってどんなところ?

国際通りとは沖縄県庁の北側から安里三差路までの1.6kmのことをいいます。沖縄県の中心にあり、たくさんのおみやげ屋が飲食店が並び、観光地としてもにぎわっています。

戦後の沖縄で目覚ましい復興をとげ、その距離が約1マイルだったことから「奇跡の1マイル」と呼ばれます。また、当時アーニーパイル国際劇場という映画館があったことから国際通りと呼ばれるようになりました。

那覇市のMAP

国際通りってどこにあるの?

那覇空港から東に5km、車で約15分のところにあります。ただ、国際通り周辺は駐車場が有料。沖縄の他の観光地と比べてもお高めなので、最大料金を確認してから駐車しましょう。

国際通りの最寄り駅ってどこ?

国際通りに行くならゆいレールで行くのがおすすめ。最寄り駅は3駅あります。

那覇空港から
県庁前駅まで13分(国際通りまで徒歩2分)
美栄橋駅まで14分(国際通りまで徒歩5分)
牧志駅まで16分(国際通り目の前)
国際通り・県庁北口の交差点

県庁前駅から国際通りへ

実際に県庁前駅を降りて、国際通りに行ってみました。ここが県庁北口の交差点、国際通りの西のはじっこ、つまりもう国際通りなんです。おきなわ屋の赤い看板と大型ビジョンを横目に散策をスタート。

お土産屋さんが立ち並ぶ国際通り

沖縄のおみやげがずらり

道を挟んで両側におみやげ屋さんがずらりと並ぶ国際通り。大人から子どもまで沖縄のおみやげはこちらで揃います。かりゆしやアクセサリー、サンダルなども豊富なので滞在中のリゾートファッションをそろえる人も。

首里城のような御菓子御殿

沖縄みやげの定番

県庁北口からすぐ、首里城のような朱塗りの建物が目を引くのは御菓子御殿です。沖縄のおみやげとして圧倒的な人気を誇る「紅いもタルト」のお店。その美味しさから、現在様々なメーカーからいろんな種類が販売されている紅いもタルトですが、どれを買ったらいいのかすごく迷います。でも実は御菓子御殿が元祖。パッケージの「元祖紅いもタルト」が目印です。また、通常の紅いもタルトよりも紅芋のクリームがとろっとしてなめらかな「紅いも生タルト」もおすすめ。

国際通り商店街へ

商店街へ行ってみよう

国際通りのちょうど真ん中、ドン・キホーテやダイコクドラッグなどのあるむつみ橋交差点から南へ向かうアーケードが市場本通りです。

市場本通りと平行に並ぶのはむつみ橋通りと平和通り。戦後、いち早く復興したことで知られる国際通り。観光客向けの店が増加し、生活に密着した地元の店は牧志公設市場周辺や平和通りに集まっています。

市場本通り

市場本通り

市場本通りは観光向けのお店が多め。お菓子やお酒はもちろん、生のフルーツや海ぶどうを直送できるお店が並びます。

牧志公設市場

牧志公設市場

市場本通りをまっすぐ進むと見えてくるのが牧志公設市場。「沖縄の台所」と呼ばれ、200余りの店舗が入居する公設市場。沖縄ならではの珍しい食材が購入できるため、観光地としてもよく知られています。公設市場の1階は碁盤の目のようになっているため、出入口も複数。「公設市場入口」の看板を頼りに、中へ入ります。

牧志公設市場・1階食肉コーナー

1階食肉コーナー

やはり沖縄、豚肉がずらっと並んでいます。(豚さんのお顔を拝見できるのもここ。苦手な方はご注意を。)沖縄の料理に豚肉は欠かせません。
ミミガーは豚の耳、
らふてー(豚の角煮)のお肉は三枚肉、
ソーキそばで知られるソーキとは豚の骨付きのあばらの肉(※三枚肉ののったそばは沖縄そばといいます)、
それらすべてをここで購入できます。生肉以外にもハムやベーコン、スパムなどの加工品が多いのでおみやげにも最適です。自宅へ配送することもできます。

牧志公設市場・1階鮮魚コーナー

1階鮮魚コーナー

沖縄の鮮魚はやっぱりカラフル!そして海が近いので新鮮です。それぞれ沖縄での呼び名と通常の呼び名が書いてあるのでわかりやすいですね。実はこちらで購入した魚介を2階に持っていくと、ひとり500円で調理してもらえます。刺身や煮つけ、バター炒めなどおすすめの調理方法は店員さんに聞いてみましょう。

牧志公設市場・2階の食堂

2階の食堂

1階中央にあるエスカレータを上って2階へきました。2階は食堂が並び、ランチにもおすすめ。

牧志公設市場・2階の食堂内

うちなー気分で郷土料理を味わう

壁に並ぶメニューをみながらうちなー気分で食事を楽しめます。

2階食堂の営業時間は9:00~20:00です。1階と異なるので注意が必要。

自家製サーターアンダギーのお店

沖縄のおやつ

デザートには自家製サーターアンダギーもお忘れなく。雑誌でよく紹介される有名店なのだそう。こちらはAM10:00から営業です。

マチグヮー写真館

マチグヮー写真館

2階の片隅に、マチグヮー写真館なるものを発見。「文化財~那覇市の世界遺産とその周辺~」と題した写真展があります。改修・復元される前の首里城や戦後の王陵などありし日の姿を見られる貴重な写真が数多く展示され、那覇の歴史や文化を感じさせてくれます。

つけものや佃煮などのお惣菜

おばあの味

1階へ降りてきました。つけものや佃煮などの惣菜が並ぶ一角を見つけました。見慣れないものがたくさんありますが味見をさせてもらったり、おばあとお話しながら楽しく買い物できます。1階の営業時間は8:00~21:00ですが店舗によっては遅めに開いたり、早めに閉まることも。

店頭に並べられたスナックパイン

南国のトロピカルフルーツ

公設市場の外に出ました。公設市場のまわりには沖縄本島や離島でとれた青果や野菜が並びます。沖縄らしい南国フルーツはアップルマンゴー、スナックパイン、ドラゴンフルーツ、パッションフルーツなどが人気。もちろん配送してもらえます。中にはその場でしぼってフルーツジュースにしてくれるお店もあるのでいろいろ見てみるといいかも。

国際通り商店街

奥に進むほど発見が

市場本通りとむつみ橋通りの間など、四方に伸びる道を奥へ奥へと進めば、地元の人が行くお店も穴場のお店もいろんな発見があるのが国際通り。カフェやおしゃれ雑貨もあるので滞在時間は多めに最低でも2時間、ランチやカフェタイムを含めたら4時間はほしいところ。