道の駅あぐり窪川|高知ツアー・高知旅行のビーウェーブ

みちのえきあぐりくぼかわ

道の駅あぐり窪川

公開日:2023.07.26

道の駅あぐり窪川の外観

地元へのこだわりが強い道の駅!

道の駅あぐり窪川は、高知県西部の四万十町にある道の駅です。高知市街からは車で南西に約1時間の場所にあります。特産品コーナー・レストラン風人(ふうど)・手作りアイス「みるく工房」・農家のフリーマーケット の4つの施設がある道の駅です。

道の駅あぐり窪川の駐車場

駐車場はとても広く、普通車で約80台停めることができます。

道の駅あぐり窪川のフリーマーケット

まずは農家のフリーマーケットを覗いてみましょう。

フリーマーケットの店内

地元四万十で獲れた新鮮な野菜や果物がたっぷり並んでいます。ピーマン、ししとう、アスパラガスに小夏。高知県の温暖な気候が多くの農産物の恵になっているのでしょうね。

フリーマーケットの店内

段ボールの切れ端に手書きで書かれた値札が味を出しています。所々に描かれたイラストも上手ですね。

フリーマーケットの店内

知ってました?「しょうが」って高知県が日本で一番収穫量が多く、全国の約40%を占めるんですよ。カツオを食べるには必須ですもんね。

道の駅あぐり窪川のみるく工房

手づくり生乳しぼりたてのアイスクリーム!

フリーマーケットの隣には「みるく工房」という名前のアイスクリーム店があります。看板には、「手づくり生乳しぼりたて」の文字が。四万十川流域で飼育されている乳牛から搾られた生乳を使用して作られたアイスクリームです。いかにも甘そうですよね。

みるく工房の外観

注文は券売機で食券を買います。

みるく工房のメニュー

お店のイチオシは「フレッシュみるく」らしいので、ここは迷わずそれでいきましょう。けど、売れ筋No.1ではないんですね。

道の駅あぐり窪川の人形

みるく工房の奥にはなんだか変わった人形がたくさん並んでいます。お世辞にも上手に作られたものとは言えず、滑稽にすら見えます。実はこれ、「かかし」なのです。秋にかかしコンテストという町内の方が手作りしたかかしの人気を競う大会があり、その時の作品らしいです。

道の駅あぐり窪川の人形

来場してくれたお客様を心からお見送りしているんでしょうけど、思わず笑ってしまいますよね。しかし、何でパンダ?

道の駅あぐり窪川の特産品コーナー入口

次にお土産屋とレストランがいっしょになった、道の駅あぐり窪川のメインの建物に行ってみましょう。

道の駅あぐり窪川の特産品コーナー店内

テーマ別に陳列された特産品!

特産品コーナーは、あぐり窪川オリジナルの商品が、四万十町、四万十川、高知県といった産地ごとに並びます。さらに、仁井田米、地酒、生姜、土佐の鰹といった高知県内の特産品ごとに陳列されたコーナーもありました。

特産品コーナーの芋けんぴ

やはり、四万十町コーナーの芋けんぴの枠は幅広く設けられています。

特産品コーナーの米

続いては仁井田米コーナー。この辺りでは「仁井田米」 というお米が有名です。江戸時代に四万十町一帯が仁井田郷と呼ばれていたことから仁井田米と呼ばれました。主な品種には「ヒノヒカリ」「にこまる」があります。また仁井田米には「香り米」という分類に属する米もあり、ご飯を炊くと香ばしい香りが広がります。日本最後の清流といわれる四万十川のきれいな水で育った希少な幻のお米です。小さいサイズでしたら2Kgからありますので持って帰れますよ。

道の駅あぐり窪川のレストラン風土入口

米を食べて育った米豚!

館内に入って左手奥にはレストラン「風人」がございます。

レストラン風土のメニュー

メニューには名物の「米豚」を使用したおいしそうな料理の写真が並びます。米豚とは四万十町のブランド豚で、地元で収穫された仁井田米を食べさせて育てた豚です。やわらかい肉質と脂肪の甘みが強いという特徴があります。

レストラン風土の店内

店内は大きな窓に囲まれており、さらには天井にも 窓があり、自然光でいっぱいです。

窪川米豚丼

「米豚丼」は全国丼グランプリの豚丼部門で4年連続金賞を受賞したことがあります。とりあえず米豚丼は食べとかないとね!大きくカットされた米豚がご飯の上に3枚豪快に乗っています。

窪川米豚丼

味噌で香ばしく焼かれた風味がたまりません。地元のお米「仁井田米」といっしょに食べるなんて、最高のコンビです。

窪川米豚カツカレー

カツカレーのトンカツももちろん米豚を使用しています。しかもこの大きさ。なんて贅沢!

ミニカツ丼セット

ミニカツ丼セットは米豚を使用したカツ丼にローストポーク、和えもの、みそ汁、お漬物、フルーツが付いています。ローストポークを頬張ると、米豚の脂と肉汁が口の中にジュワッと広がります。

窪川米豚カツ丼

カツはサクサクのころもにピチピチの米豚。そこに玉子がトローりと。ミニカツ丼でもこのボリュームです。180gの米豚のカツが乗った特盛カツ丼 というメニューもあるので是非チャレンジしてみてください。

窪川米豚カツ丼

一口目。最高の瞬間です。ころもの中の米豚がとてもやわらかく、とてもジューシーです。全国丼グランプリの豚丼部門だけでなく、カツ丼部門でも十分に金賞を受賞できると思います。

レストラン風土のランチ営業時間は11:00から16:00までとなっております。

道の駅あぐり窪川の米豚旗

道の駅あぐり窪川では、四万十町自慢の「米豚」と「仁井田米」を存分に堪能することができます。高知旅行で西部を訪れる際のランチには、是非、道の駅あぐり窪川の絶品の数々をご賞味ください。

※メニューや価格、施設情報などは2023年6月時点の情報です。

基本情報
交通 高知ICから約1時間、四万十町東ICから約10分、四万十中央ICから約1分
時間 レストラン風人:8:00~16:00(L.O 15:30)
特産品コーナー:8:30~18:00
フリーマーケット:8:30~16:30
みるく工房:9:00~17:00(10月~5月)/9:00~18:00(6月~9月)
定休日 奇数月の第3水曜日(3月のみ末日)/レストラン風人:毎週水曜日(祝日は営業)
駐車場 あり
トイレ あり
住所 高知県高岡郡四万十町平串284-1
TEL 0880-22-8848