富士山の山小屋の大半が、7月1日から8月末くらいまで営業しています。山小屋は富士登山の休憩や仮眠の拠点となる宿泊施設です。中の設備もとても簡素な作りになっています。本格的に睡眠をとる場所と考えるより、仮眠をとる程度と考えておくのが良いでしょう。
山小屋は大勢の登山客が利用します。他の利用者の睡眠を妨げることのないよう、配慮して行動しましょう。
富士山には、環境省若しくは地方公共団体が管理する「公衆トイレ」と、山小屋が管理する「山小屋のトイレ」があります。大半は山小屋のトイレになります。トイレの運営のために必要な維持管理費に充てるため、いずれも100円~200円程度のお金が必要です。登山の際にはある程度小銭を所持しておくとよいでしょう。また、水溶性のティッシュペーパー(トイレットペーパー)を自分で用意しておきましょう。