公開日:2017.8.20
エンジェルロードから徒歩10分、日本一小さな海峡の土渕海峡から徒歩3分ほどの迷路の街にある、妖怪美術館を紹介します。
妖怪美術館は、小豆島の迷路の街にあった古い蔵や倉庫を利用した現代アートギャラリーです。迷路の街の中に造られた4館を巡るため、周辺の食堂や喫茶店、理容室や商店など昔ながらの街並みを楽しみながらの散策ができるのも特徴です。
まずは、迷路の街の中心部にあるこちらの妖怪美術館受付で受付を行います。
車で行かれる方は、目の前に5台程度の駐車場があります。満車の場合は、約20台分のスペースがある第二駐車場が近くにあります。
受付では、利用方法やご案内に加えて、施設のマップと施設に入るために必要なオートロックナンバーがもらえます。各自フリー散策になるので、受付を済ませたらマップを頼りに歩いて迷路の街へと出かけていきます。
※入館は、前売りチケットやキャンペーン割引もあるので、定休日と合わせて事前に公式ページでチェックしてみてください。
受付から徒歩1分ほどで最初の妖怪美術館に到着。4館あるうち、トイレはここだけです。受付で案内は聞いたけど、どこが入口?中にはどんな仕掛けが・・・ちょっとドキドキわくわく。各館には建物に妖怪のアートが描かれています。
こちらが1番の美術館入口。マンションのオートロックのような電子キーがあります。
ここで、先ほどもらった暗証番号を入力して中へと進みます。昔の蔵を利用して作られていることもあって、狭い部分や急な段差も。妖怪美術館の字のごとく、中にはたくさんの妖怪たちが待ち構えています。
展示の妖怪たちについては、携帯のアプリを使ってスマホ片手にガイドを聞きながら見られます。アプリのダウンロード方法やガイドについては、受付でもらう冊子に書いてありますので受付後にご準備ください。ただし、近くに別のお客様がいると音声が重なって聞き取りにくいので、イヤホンやヘッドホンのご準備をおすすめします。
順番にガイドを聞きながらゆっくりと進むと、美術館の4館合計で2時間程度が必要になります。ある程度を聞きながらでも1時間ぐらいは必要になるので、時間に余裕をもってスタートしてください。
順路に従って進むと外へ、そして謎の扉へと。見るだけでなく、建造物にも遊び心とアートな雰囲気が感じられます。
さて、この扉の先は・・・行かれた際のお楽しみに。
1番の美術館から徒歩1分ほどで次の2番の美術館に到着。マップを見ながら進むと、外観に描かれた妖怪アートが分かりやすい目印になっていて、迷う心配がありません。
ここには高さ4mのドデカ妖怪が待ち構えます。他の展示も含めてインパクトがある内容だったので、写真は控えました。たぶん、小さい子供は泣くだろうなーと思いながら鑑賞を終えました。
2番の美術館から徒歩1分ほど、少し奥まった場所に折り鶴アートの美術館があります。こちらでは、折り鶴アーティストの小野川直樹さんの折り鶴アートを見ることができます。
妖怪美術館の受付で、折り鶴アート美術館の入館チケットまたは、妖怪美術館と共通チケットを購入できるのでぜひ一緒に見てみてください。こちらも同様に、入口にオートロックが付いているので開場して中へと入ります。
城が眩しい館内には、ショーケースに入った折り鶴アートがきれいに並びます。これらが1Fと2Fに、ジュエリーショップのように美しく展示されています。
造花の盆栽かな?と思いながらよく見てみると、全て小さな折り鶴で作られているではないですか。1cm四方の色紙で折られた鶴を使ったアート作品だそうです。
3番目の妖怪美術館は、徒歩約3分。迷路の街を歩いていると、看板に招かれるままに細い裏路地へと入っていきます。ここは現代の妖怪の展示。1Fと2Fに個性豊かな妖怪のオブジェが並びます。
2Fで発見した記者会見場?写真スポットらしかったのでとりあえずパチリ。ヒーローインタビューバージョンと、謝罪会見バージョン。
3番の妖怪美術館を抜けると4番の美術館へ繋がります。4番は巨大妖怪天井画モノノケマンダラ。お札が貼られた薄暗い館を抜けると最初の受付へとたどり着きます。実際の妖怪たちやアートの数々は、実際に見てお楽しみください。
MAP
住所 | 香川県小豆郡土庄町甲398 |
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時間 | 10:00~18:00(受付は17:00まで) |
料金 | 大人(大学生・専門学校生以上)2,900円 中高生1,450円 12歳未満 無料 |
休業日 | 水曜日(祝日及び瀬戸内国際芸術祭会期中は営業) |
駐車場 | あり |