公開日:2021.08.23
高知旅行で桂浜へ行く前にランチで行きたいお店、かつお船(ぶね)は高知龍馬空港からもJR高知駅からも車で約20分の場所にあります。一般車100台や観光バス20台が停められる広い敷地内には、かつおの藁焼きタタキ体験ができる「土佐タタキ道場」や、カツオ船の形をしたお土産物店、鰹節の出汁が効いたうどん店「おむすびころりん」、TVでも紹介されたおはぎの店「Kashiko(かしこ)」があります。
外観が船の形になっているのですぐに見つかると思いますよ。
かつお船には、土佐たたき道場が2ヵ所あります。かつお船2階の土佐たたき道場は団体予約専用、かつお船隣りの別店「土佐タタキ道場」は予約不要の個人向けの体験レストランです。どちらも新鮮なカツオの藁焼き(わらやき)体験と食事が楽しめます。お店のスタッフが作り方を丁寧に教えてくれるので、未経験でもきっとおいしくできますよ。
今回はかつお船2階の「土佐タタキ道場」にお世話になりました。まずは、用意された串に刺されたカツオを選んで1つ手に持ちます。
スタッフの方が藁(わら)を敷いて準備をしてくれるので、指示通りその上にカツオをセット。どういう風に焼けるのかが楽しみですね。
セッティングもできて、いよいよ着火、想像以上に勢いよく炎が上がります。藁から離れすぎてもダメらしく、思ったより藁に近付けて作ります。
こんな感じで、自分たちの身長より高く炎が上がります。顔を前に出さないようにご注意を。適度なタイミングでスタッフの方が、裏返す指示をくれるのでカツオを裏返します。
体感時間、約2分。あっと言う間にカツオが焼けました。炎がなくなってきたところで焼き上がりです。
焼き上がったカツオ。藁焼きがうまくできました。人数が多い場合は、何人かに分かれて藁焼き体験をします。
カウンターで待ち構えるスタッフに串ごと焼けたカツオを渡して、切ってもらいます。切る前に包丁でトントンとカツオを叩いて味をなじませます。だから鰹のタタキらしいですよ。新鮮なので、みずみずしく切り口もすごくおいしそうです。
切ったカツオと、薬味をもらって、レストラン会場へいただきます。
食事席には、予め膳がセットされています。焼き立てのカツオをセットしたら完成。釜揚げちりめん、ご飯、お汁物などがついています。
自分で藁焼きした焼き立てのカツオが楽しみです。ちょうどお腹もすいてきました。
カツオには食べ方いろいろありますが、スタッフのオススメは、まずは塩を付けて。カツオ本来の味が口の中に広がり、肉厚の食感が何とも言えません。続いて、タマネギ、青ネギ、わさび、にんにくなどの薬味をお好みで一緒に。
思わず「おいしいぜよ~」と叫びそうになりました。
①釜揚げちりめんをご飯にのせる。
②たくわんを刻んだものをご飯にせる。
③好みでお醤油をたらし、あたたかいご飯と混ぜます。
はい、高知県の郷土料理「こうしめし」の出来上がり!
ちりめんじゃこがたっぷり入った高知県の郷土料理こうしめしをいただきます。やわらかいちりめんに刻んだたくあんが入って、適度な食感が増し、あたたかいご飯とよく合います。とっても美味しいです。
かつお船の1階は広いお土産店になっています。高知の銘菓、銘酒、カツオなど海産物の加工品、土佐のゆるキャラグッズなど多くの種類が広い店内で販売されています。併設の鰹節工場(かつおぶしこうじょう)もあって、出来立ての鰹節も販売されています。
高知にやってきたので思い出にTシャツを買おうと悩み中。種類も色も多く、なかなか決められません。
坂本龍馬の家紋が入った黒色のTシャツと、坂本龍馬のイラストが入った白色のTシャツに決定。どちらも坂本龍馬にちなんだデザインです。
早速着てみました。どうでしょうか、よく似合っていますか?
最近は高知県以外でも販売されている馬路村のポン酢を筆頭に、なかなか見ることがないゆず茶、ゆずみそ、こしょう、ゆずサイダーなどゆずのお土産だけでも種類が豊富。
高知県の銘菓も多数あり、有名な「かんざし」も販売されていますよ。
売店に併設されている鰹節製造実演工場で作ったかつお節が販売されています。これもいろいろ種類があるんですよ。
カツオ加工品の生節、あたたかいご飯などもよく合いますが、煮物などの料理や酒の肴にもいいですね。柚子味、しょうが味、しょうゆ味など種類がありますよ。
かつお船の2階に土佐タタキ道場の団体大広間がありましたが、ここはかつお船の横に建っている個人のお客様向けの土佐タタキ道場です。セルフで藁焼きのかつおのタタキを作って、焼きたてを食べることができるようになっています。
敷地内にある「おむすびころりん」は、鰹節のだしが効いたうどんや定食をいただけます。こちらも予約不要。大人は隣で藁焼きの鰹のタタキ、子供はこちらのうどんを買ってどちらかの店で食べる事もできます。同じ敷地内ならではのフードコート方式ですね!
敷地内にある「Kashikoかしこ」は、甘味処です。テレビでも紹介された高知素材のこだわり「おはぎ」を店内でもテイクアウトでも楽しめます。さつまいもやイチゴなどカラフルでふだん見たことがないような、おはぎがありますよ。ちなみにこの日は定休日で実食はかないませんでした(涙)
かつお船の1階に食事処「くじらのいっぷく」があります。ここでは、獲れたてカツオを即タタキにして、丼や定食で食べる事ができます。藁焼き体験をしない場合は、こちらでカツオのタタキをいただくといいですね。
かつお船、かつお藁焼き体験とお土産物店はいかがでしょうか。車で5分圏内には桂浜公園、桂浜水族館、高知県立坂本龍馬記念館などもあり、観光と一緒に行きやすい場所としておすすめです。
MAP
交通 | 高知駅から車で30分、高知龍馬空港から車で15分、高知ICから車で20分 |
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料金 | 鰹タタキ単品1,300円、鰹タタキ定食1,600円 |
時間 | 10:30~15:00 |
定休日 | なし |
駐車場 | あり(無料) |
住所 | 高知県高知市仁井田201-2 |
TEL | 0120-119-213 |